Next Challenge by Foster Partner
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法人概要・理念

Next Challenge by Foster Partnerのロゴ

名称:特定非営利活動法人 Foster Partner
代表:福元 秀
役員理事:代表含め計3名
役員監事:1名
取引銀行:みずほ銀行


特定非営利活動法人Foster Partnerの理念


『理念概要』

私たちは、障がい者と健常者、そして一時的にも心身に不自由を持つ者、ご高齢者等、老若男女全ての人が、公正に自身の才能を攻むことのできる、則ち自分らしく生きることのできる『ノーマライゼーション』の世の中で自由に暮らしやすい社会作りを目指しております。そのために、物理的なバリアフリー化やユニバーサルデザインの普及はもちろんのこと、心理的なバリアーの解消を目的とした、心の「ユニバーサルデザイン」の普及・定着がノーマライゼーション社会の実現にとって重要と考えております。そのような社会の中で、将来自国及び社会を担う子どもたちが、独自の夢・目標を抱き、個々の才能・個性を最大限発揮して生きるという幸せを実感できるよう、応援します。
 我が国のノーマライゼーション社会構築を切り口に、あらゆる事業を通して、子どもたちの個性・才能を支援し、良い社会をつなげていくことを志しているNPO法人です。

※『ノーマライゼーション』とは…障がい者と健常者、などとお互いが特別に区別されることなく、疾病・障がいの有無、年齢、性別、国籍・文化・風習などの違いにかかわらず、子どもやご高齢者を含むすべての人が地域社会の構成員として、安心で快適に暮らし、活力ある社会生活を共にするのが正常なことであり、本来の望ましい姿であるとする、考え方です。

※「ユニバーサルデザイン」とは…文化・言語の違い、老若男女といった差異、障がい・疾病の有無、能力の如何を問わずにすべての人が利用することを念頭においた施設・製品・情報等のデザインのことを指します。

基本コンセプトとして、"できるだけ多くの人が利用可能であるようデザインすること"であるため、すなわち、バリアフリー概念の発展型であり、デザイン対象を障がい者やご高齢者等に限定していない点が一般に言われる「バリアフリー」とは異なります。

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『目的』

1.逆境とは

生涯において、私達は様々な逆境に直面します。
 逆境は(例えば、ガンなどの疾病、怪我、ハンディキャップ、老衰、貧困や災害・事故など…)大小まちまち人それぞれですが、逆境が即不幸に直結するという固定観念は払拭されるべきであると、私たちは考えております。
 確かに、逆境は残念で時に非常にツラく極めて過酷なものです。
 ですが、逆境とは、苦労の多い境遇(状況)のことを指しますが、不幸そのものでは決してありません。そして、逆境は、幸せに対する乗り越えられない障壁でもありません。

2.著名人にとっての逆境と、その捉え方

例えば、歴史上の傑出した人物の多くは、過酷な逆境を経験し、逆にその逆境を飛躍の契機にすることで克服しています。
 特に有名な著名人の例をあげますと、発明王エジソンにおいては、電気を開発するまでの999回の研究の失敗に対するポジティブに転換した捉え方はあまりにも有名ですが(「私にとってはその999回の失敗も、電気が点かない発見だった」)、その他にも数々の名言があります。「失敗したわけではない。それを誤りだと言ってはいけない。勉強したのだと言いたまえ」や、「成功できる人というのは、「思い通りに行かない事が起きるのは当然」という前提を持って挑戦している」などが挙げられます。
 また、音楽家ベートーベンにおいては、幼いころから音楽の才能をかわれてたものの、生涯中途で耳が聞こえなくなり「耳が聞こえない音楽家は、目の見えない画家のようなものだ」と一度は絶望の危機に立ちますが、それでもべートーベンは、「聞こえなくなった音は、心の耳で聞けばよい!」と奮起し、後世に遺る数々の名曲で今も人々に幸せを与えています。
 その他にも、ダーウィンやアインシュタイン等も、その斬新な観点からの自身の発想を信じ、真相を追究しました。

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3.発想の転換(パラダイムシフト)

こうして、逆境を克服した人物は、多角的視野・柔軟な思考を通して逆境に対する捉え方(パラダイム)を転換することで、それらを克服し、飛躍の契機としています。
 すなわち、逆境とは、成長または幸せを見出すための試練の一つでもある、と私たちは捉えています。
 そしてこれは、'他者の考えや著書に触れることは大切である'、とも通俗的に言われていることと相似していますが、全く同様ではありません。

4.逆境からの成長

もっとも、多角的な視野を柔軟に受け入れることは大切なのですが、その際肝心となるのは、“乗り越えられない逆境はない”と、まず自身の可能性・成長を信じることであると考えております。
 もちろんのこと、逆境は、先にも記しましたように人によって様々かつ、タイミングもまちまちで、"逆境を乗り越える"と言うのは易しですが、実践することは決して簡単なことではありません。"逆境を乗り越える"ことは相当な努力や忍耐を必要としますが、それを克服する過程で得られた経験は、対象を乗り越えるばかりではなく、新たな自身の可能性を目覚めさせてくれることでしょう。さらに、真摯に成長を遂げると(自己超越)、その後の人生をより豊かに観ることができるないし自身の幸せを奮い起こさせ他者の幸せへと繋げることが可能です。

 以上のように、逆境は、努力次第で、それを乗り越え成長することで新たな自身の可能性の目覚めにつながるもの、すなわち、それと前向き合う真摯さにより新たな自分に出会える契機(チャンス)と転換し得ると私たちは考えております。そのため、私たちが暮らす社会がそうした思考の妨げになってはなりません。

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5.ノーマライゼーションという考え方

そこで、逆境⇨不幸と即直結した固定観念を払拭しなければならないのです。全ての人が如何なる逆境に直面しても、乗り越えその後を福と転じる手段を考え得る環境、つまりは、"ノーマライゼーションの社会"が重要なのであると私たちは考えております。
 初め、私たちは皆全員、個々にそれまでの生活史・環境に応じた独自のものの見方・考え方を持っており、長く染み付いたそれまでの自らの考え方とは違う考え方を取り入れることは、そう簡単ではないかも知れません。
 しかし、それが今・次世代・次々…の社会の中で私たちがより豊かに生きるNext Challenge(次なる挑戦)なのだと、私たちは捉えています。
 このように、如何なる逆境に直面したとしても、それらを乗り越え、豊かにそして幸せと喜びに満ちた人生を送ることができるという考え方を、私たちは拡げたいと考えております。そして、逆境は、その後の飛躍的な成長の契機になり得ることを子どもたちへ伝え、その成長を見守り手助けをすることも私たちの使命と考えております。
 そのために、まず実証としての土台となるノーマライゼーション社会の構築が必要です。全ての人が公正に多角的・多視的な見識を持つことで、ノーマライゼーションの社会の実現に近づくことができると考えております。そのため、あらゆる事業を通して"ノーマライゼーションのあり方に対する考え"と社会を皆さまと追究し、子ども達へと繋げていきます。

6.さいごに…

最後に、素敵な表現を、ひとつご紹介します。

 “You know what happens to scar tissue. It's the strongest part.”

 "組織が傷つくと、どうなるかご存知でしょう。そこが皮膚のいちばん強いところになるのです。"
 
 つまりは、弱点は強みという見方に転換できる、という考え方です。
 繰り返しとなってしまいますが、この考え方が活きるのは、まず私達が世代を超えて皆でノーマライゼーションの社会を創ること、そして繋げていくことである、と私たちは考えております。

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『背景』

わが国では、これから先ますます少子化が進む一方、医療の進歩により平均寿命が男女ともますます延伸し、その結果直面している少子超高齢社会が大きな問題となっています。また、今まで表顕しえなかった様々な疾病に対し診断が可能となることでも、器となる新たな社会構築の必要性が問われています。加えまして、現代社会が'ストレス社会'と揶揄されるように過大なストレスにより、誰しもが精神的または身体的な疾病を患い、心身に不自由を持つ恐れは否めません。自然災害や人災も過酷さを一層増してきているなかで、思わぬ災害や事故に遭遇する恐れも危惧されます。
 そうした中、様々な疾病、怪我、障がいなどのハンディキャップに対して、ひとりひとりが理解を深めるとともに、他者ないし社会に対し共感的に寄り添うことが私たちの志す社会の基盤(プラットフォーム)には重要である、と私たちは考えております。差別的な捉え方を解消することはもちろんのこと、様々なハンディキャップを抱える方々が肩身の狭い思いをすることのない社会を築いていかなければなりません。
 全ての人がそれぞれの才能を最大限発揮し、個々の使命を果たせる環境を整えることを通して、この『ノーマライゼーション』という考え方を、わが国が抱える様々な問題解決の突破口としたい、と私たちは考えております。

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『指針』

このように、全ての人が輝きながら生きる、すなわち世の中での自身の使命を見つけ、それを果たすチャンスが与えられていることを実感できる社会が、望ましい社会だと私たちは考えております。経済効率最優先にあったわが国だからこそ、これまで関心の薄かったノーマライゼーションの社会構築が重要になってくると考えております。
 私たちは、人が疾病や様々なハンディキャップを持っていることも、その'人の個性'として尊重します。もちろん、資本主義社会の中で最適な社会保障・社会福祉は必要です。
 しかし、社会保障・社会福祉を受けることで、社会的弱者などと揶揄される認識も間違いだと考えております。すべての人々がその人らしく生きること、すべての人々がその人なりの最大限の貢献を果たすこと、すべての人々がその人なりの達成感と満足感を感じられる、そして、すべての人々が他人と喜び・幸せを共有できる考え方を、私たちは拡げていきたいと考えております。
 具体的には、当法人のHP事業に始まりますが、その内での掲示板において、ノーマライゼーションについての議論や、個々の疾患や障がいにより生活での不自由に感じていることやその対応策(診察はもちろんできません)の共有などや、また、各分野でご活躍されてる方によるボランティア講演や、ならびに、当法人のHPかつNPO会員を増やすことでのノーマライゼーションという考え方の周知や国に対する働きかけ、等々、小さな法人からではありますが、同理念にご賛同いただき、良い社会という大きなものを皆様と力合わせて築いていきたいと考えております。
 どうぞ応援よろしくお願い致します。

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『まとめ』

Foster Partnerは、ノーマライゼーションの社会構築を切り口に、子どもたちの夢を応援します。また、Foster Partnerとは、直訳すると、助長する仲間・協力者という意味ですが、For star Partner、誰しもスターとして輝くことができる才能(+個性)を持っていて、私たちはその子どもたちがスターとして輝くことを応援するパートナーである、という意味が込められ命名ならびにロゴマークが出来上がりました。
 応援よろしくお願い致します。

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〈沿革〉

  • 2014年 NPO団体Foster Partner 発足
  • 2015年 NPO団体Foster Partner 総会にて代表理事ならびに役員の選出・就任
  • 2016年 特定非営利活動法人(NPO法人)Foster Partner 設立
  •   同  大和ハウス工業株式会社とロボットスーツHAL®によるリハビリテーションを通じて特別後援契約を締結
  • 2017年 公式ホームページ『Nextchallenge』を運営開始

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